その看板に目を奪われよ
看板に偽りなき「大衆酒場」感。
店の内装はレトロチックで、焼きとんなどのメニューが壁に貼ってある。
この雰囲気…
なじむ!じつになじむぞ!!
調べてみたら、代々木だけではなく、神保町にも同系列の店舗があるらしい。
ランチメニューの定食はけっこう種類が多い。
さらに、通常のランチメニューとは別で「今週のおすすめ」なる定食とランチプレートが存在する。
価格も代々木相場から比べるとかなりリーズナブル。
名物は、幻のハムカツ
さて、早速だが今回はお店の名物を注文した。
その名も幻のハムカツ定食。
他にも魅力的なハムカツカレーや豚肉の生姜焼きなどが目に付いたが
やはり紹介するとなるとこれだろう。
価格は780円。
陣容はこうだ。
まず、メインのハムカツが二枚。
白飯と味噌汁、キャベツの千切りに漬物がセットになっている。
絵本に出てくるコロッケのような外観
黄金色に輝く衣が眩しい。
そこからチラリと覗く桃色のハムが、これまた惑わせてくれるわけである。
これこそ正に本来のチラリズム・・・いやなんでもない。少々脱線した。
音速より早くハムカツにかぶりつく。
カリッサクッ
なんとも小気味良く衣が噛み切れる。
そして、特筆すべきはハムの分厚さよ。
しっかりした噛みごたえのある、適度な厚みでスライスされている。
なんと言っても揚げたてでうまい。
ハムカツとは、正に大衆のためのご馳走、その永遠のスタンダードと言っても過言ではないだろう。
日々のローテーションに入れたいランチである。
まずは皆にも食ってみてほしい。
そう思いつつ味噌汁をすするさんぴん太郎であった。