ふぞろいなフォントたち
代々木のうまいものを求めてさすらう代々木うまいものMAP。
我はレポーターのさんぴん太郎である。
今回は「かつしげ」さん。
私が個人的に『代々木のナショナルトレジャー』と異名を勝手につけているのはここだけの秘密だ。
かつしげさんは代々木駅から徒歩で5分ほど。
明治通りから路地を入った、少しわかりづらいところにあるので、もし初心者がすぐに発見できたらトレジャーハンターの称号を与えたいと思う。
さて、ご覧の通り外観は町のとんかつ屋っぽい雰囲気である。
気づいた方もいると思うが、看板やのれんに書かれた店名のフォントが多彩だ。
そして、店のメニューもフォント同様に多彩なのが特徴である。
ちなみにこの日のおすすめは
豚しょうが焼き、ハンバーグ、サンマ塩焼、メンチカツの定食である。
価格は900円を下回っている。
相場からみてもリーズナブル。
ちなみに店内はテーブル2席、カウンターが5・6席、座敷テーブル2席だ。
一番入り口に近いテーブル席は禁煙である。
そして夜は居酒屋として機能している。
出た!メンチカツだ!
さて、今回はメンチカツ定食を注文した。
注文してからできあがるまで、10分かからずに揚げたてのメンチカツが目の前に現れた。
かつしげさんの定食は、ごはん、味噌汁、メインディッシュ、そこに付合せの生野菜、
そして漬物という正統派。
たまに野菜が陣中に見当たらない、パワータイプの定食を出す店があるのだが、
あれは三十路も半ばを過ぎようとしている男性的になかなか厳しい時があるので
この付け合わせ野菜はありがたい。
ほとばしる肉汁に意識を奪われよ
さて、細かいことは置いておいて味の解説に移ろう。
「見たまえ。
まるで衣がサクサクのようだ。ハハハ!」
「私、よくわかる。
代々木の谷の歌にあるもの。
『土に根をおろし メンチとともに生きよう メンチとともに冬をこえ メンチとともに春を歌おう』
どんなに恐ろしい武器を持っても沢山のかわいそうなロボットを操ってもメンチから離れては生きられないのよ!」
肉汁ドヴァァァ…
「目がぁ…目がぁぁぁ…!」
つまり、全方位完璧に美味しいやつに美味しいやつなのである。
ソースは基本デミグラ。
デミグラが苦手な人は注文時に、かけないでほしいと意思表示をすれば大丈夫。
普通のソースでいただくのもきっとうまいはず。
そしてなによりも、腹いっぱい食えるのが幸せである。
さあ、オフィスに戻って仕事だ。
次はカツカレーを頼もうと心に誓うさんぴん太郎であった。
公式HP
https://sumamoba.com/katsusige
Facebook
http://urx.nu/8qxU